キャロウェイの「X PROTOTYPEウェッジ」をツアーで発見 吉田鈴らがテスト
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前(12日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6590yd(パー72)
軽井沢でキャロウェイの新しいウェッジを発見した。その名も「X PROTOTYPE S15C」ウェッジ。同モデル名を冠したメイドインジャパンのアイアンが「打感がとにかく柔らかい」と話題になっているが、そのウェッジ版が登場したようだ。
キャロウェイのスタッフに確認したところ、アイアン同様、国内のゴルフクラブ設計・製造メーカー「ササキ」で製造されたモデルという。鍛造1回というユニークな製法を採用したヘッドで、「叩く回数が大幅に少ないことで、軟鉄本来の柔らかさを維持できます。さらに柔らかさに定評のあるS15C素材を使うことで、極上の打感を実現しました」と説明した。
同じS15Cを採用した鍛造モデル「X FORGEDウェッジ」がことし発売されているが、それよりは少し大きく見える。アイアン同様にフェース長がやや長く、ヒール側もXフォージドより膨らみがあり、その点でも顔が大きく感じられた。
Xフォージドウェッジを使う吉田鈴が、早速新しいウェッジをテストしていた。「今使っているヘッドと似ていますが、少しだけ顔が大きく見えますね。私はやさしくてボールを拾ってくれそうな形状が好きですが、このヘッドも芯が大きい感じがしていいですね」と好印象を口にした。
さらに「スピンが入った音がしました。やっぱりこういう洋芝ではフェースを開いて打つことが多いですが、そんな時でもしっかりスピンが入ってくれそう」と、今週の洋芝対策としての投入も検討していた。
しばらく芝の上で素振りを繰り返した後、キャロウェイのスタッフに「重心がちょっと高いですか?」と質問。実際にバックフェース上部に肉厚をもたせた設計で、Xフォージドより高重心になっていることを見抜いた。「スピンが入ってくれそうなので、グリーン周りはすごくいいですよね。でも、50~70ヤードの距離のコントロールショットは、高重心だと飛ばないので、その辺りを練習してみて、投入するかどうか判断します」と慎重な姿勢は崩さなかった。
ロフトは46度から62度までラインアップされ、ロフトによってソール形状、バウンス角度が設定されている模様。58度なら、ソール形状はトウヒールを落としたCグラインドのみでバウンスは10度。発売時期や価格など、詳細が分かり次第、また報告したい。(長野県軽井沢町/服部謙二郎)