スコッティキャメロンの新「PHANTOM12」脇元華、永峰咲希らが投入へ
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 事前(22日)◇ザ・クイーンズヒルGC(福岡)◇6485yd(パー72)
スコッティキャメロンから新マレットパター「PHANTOM3.2」、「PHANTOM12」が発表されたばかりだが、女子ツアーでは早くも「12」の共有が始まっていた。プロたちの反応を紹介したい。
「PHANTOM12」は深・低重心をうたうモデルで、前作同様、高いMOIを備えた寛容性の高いヘッドが特徴だ。ツノが生えたような角ばったデザインだった前作に比べ、今作はやや小ぶりになり、角の取れた形状に仕上がっている。フェースはアルミニウムを全面に採用し、やや柔らかいフィーリングを実現。「ヘッド重心とシャフト軸との距離が短いため、ストロークが安定しやすい。ヘッドが早めに最下点を迎えることでインパクトではボールをわずかにアッパー軌道で捉えやすくなります。これがロスのない順回転を生み出し、芝目に左右されにくい伸びのある転がりをサポートします」と同社は説明する。
プロアマ戦で試し、試合投入を明言したのが脇元華だ。「今使っているモデルとネックが似ていて切り替えやすかった」と、もともと使用していたマレット型「P5」と同系統のシングルベントネックとの相性の良さを評価した。
「こっちのほうがフェースバランスに近い。若干ストレート・ストレートのイメージが再現しやすい」と話し、「グリーンが重いんですが、前のパターよりバランスが出て、転がりが出せて届いてくれる。マジでボールが伸びます。ここまで大きいヘッドは初めてですが、振りやすくていい」と投入を決めた。
「12」はリディア・コー(ニュージーランド)が3月「フォード選手権」で投入し、いきなり「60」をマークしたことでも話題になった。コーももともと「P5」ユーザー。脇元が同じ流れをたどったのは偶然か、それとも自然な流れなのか。
同じく投入を決めたのが永峰咲希だ。月曜からテストを重ね、プロアマ戦後に投入を決断した。「据わりがいいです。ベタっとした感じがあって構えやすい。一見、後ろに重心がありそうに見えますが、意外と前重心に感じて振りやすい。構えてからのもじもじが減りました」
重いグリーン対策として別のパターを用意していたが、「ツノ型パターも持ってきていたのですが、それより寛容性がある。今週みたいにしっかり打たなければいけないときに安心です」と話し、練習を重ねていた。
2人以外にも、三ヶ島かな、高木優奈、森井あやめらがテスト。重いグリーンで気分転換に投入しやすいという側面を差し引いても、新しい「12」への評価は上々のようだ。(福岡県糸島市/服部謙二郎)