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MPシリーズ最新1Wで飛距離アップ 手嶋多一が6位浮上

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 2日目(14日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

22年連続シードを狙う48歳は、今年も健在だ。9位タイから出た手嶋多一が5バーディ、1ボギーの「67」とし、首位と3打差の通算6アンダーの6位タイに浮上。自身の今季初戦で早くも首位争いに加わり、「想像以上にうまくいっていますね」と笑顔を見せた。

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今季は、昨年11月に初めて手にした最新1Wも心強い味方になっている。今年3月に発売された、契約するミズノの『MP TYPE-1 ドライバー』で、開発に2年半が費やされたMPシリーズの最新モデルだ。「良いモノにできあがらなければ出さない、と聞いていたけれど、それなりのモノを出してくれた」とクラブへのこだわりが強い手嶋も納得の性能で、長く使用していた2013年発売の前作『MP CRAFT 513 ドライバー』からの切り替えを決めた。

飛距離は平均で約5ydアップ。「僕たちにとって5ydは大きい。前に行っている感覚が強い」という。この日の前半12番(パー5/563yd)では、ピンまで240ydを3Wで2オンに成功した。引き算すると最新1Wを使った1打目は323yd飛ばした計算だった。 「少しフォローだったけれど、ティショットが良かった。あそこで(2打目で)届いたことは、あまりない」と悠々のバーディとし、その恩恵を実感していた。

MPシリーズで初となるロフト角の調整機能を搭載。これまでは10.5度のモデルを使用していたが、いまは2度も立たせた8.5度に設定。シャフトは以前のモデルのままで「ロフトを立てても、球が上がってくれるから飛ぶ」と、その性能にほれぼれしていた。(三重県桑名市/塚田達也)

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