「Eye Of The Tiger」のスペシャル演出も ウッズは新リーグのエンタメ性をアピール

2025年 TGL第2戦 マックス・ホマ ケビン・キズナー タイガー・ウッズ
ウッズ(右)はマックス・ホマ(左)、ケビン・キズナーと初戦を戦った(TGL)

◇TGL presented by SoFi◇第2戦(14日)◇ジュピターリンクスGC × ロサンゼルスGC◇SoFiセンター(フロリダ州)

新リーグの発起人ならではのスペシャルな演出だった。米国のロックバンド「Survivor」の世界的ヒット曲『Eye Of The Tiger』のBGMとともに登場したタイガー・ウッズの姿に新設アリーナ・SoFiセンターの盛り上がりは最高潮に達した。

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「かつてない、ユニークなゴルフだ。アリーナがあって、回転するグリーンがあって、ひたすらに楽しむ。親しみやすいエンターテイメントだね。僕らもたくさん笑ったよ」と振り返ったように、息をのむような緊張感とともに一打一打を積み重ねるトーナメントとは異なる雰囲気に包まれた約2時間の15ホールマッチ。ウッズも試合の口火を切るティショットから、いきなりホールの獲得ポイントが2倍となる「ハンマー」の使用を宣言するなど、TGL特有のエンタメ性をアピールする意図をのぞかせた。

2番(パー5)ではチームメートのマックス・ホマがグリーンを狙った2打目を池に落とした後、ウッズが担当した4打目も奥の池までこぼれた。「巨大なスクリーンを見ながら100ydとか、時には55ydとか、ちょっと奇妙な感覚だった」。シミュレーションゴルフで距離感を出す難しさに加え、形状を変えられるグリーン上でのリアルのプレーもライン読みやスピードへの適応に手を焼いた印象だった。

チームは1ptしか奪えず、1-12で大敗を喫した。2021年2月に起こした自動車事故で足に大けがを負ったウッズにとって、歩かずにプレーするTGLは肉体的負担が軽い側面もある。それでも、長男チャーリーさんと出場した昨年12月の「PNC選手権」を引き合いに出してひたすら内容を悔しがった。

「PNCでは3ラウンドとも歩いたし、素晴らしい時間を過ごした。自分のプレーがあまり良くないんだ。ここから学んで、2、3週間後にはペナルティエリアにボールを打ち込まず、もっといいプレーができるようにしたい」。見据えた27日の次戦は、同じく発起人のロリー・マキロイ(北アイルランド)率いるボストン・コモンゴルフと対決する。

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