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「いま僕はココにいます」Vol.24 シンガポール編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・24歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、6年間のプロ生活で巡った国の数は実に30以上。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、シンガポールにいます。

日本ツアーとアジアンツアーの2018年初戦「SMBCシンガポールオープン」で新シーズンが始まります。この連載も2年目に入りました。昨年は18カ国で35試合に出場。今年も可能な限り海の向こうでプレーしたいと思っています。プロゴルファーの旅日記にどうかまたお付き合いください。

新年最初の試合はシンガポールですが、直前に例年通りマレーシアで合宿を行ってきました。今年は永野竜太郎プロと一緒。楽しくも充実した時間を過ごして空路で15日(月)に現地に入りました。

シンガポールといえばマーライオン…ではあるのですが、この開幕戦は何といっても7月のメジャー「全英オープン」の出場権がかかります。今年は12位タイまでの上位4人(有資格者を除く)がスコットランド・カーヌスティへ! もちろん優勝を目指して頑張りますが、タイトルを争うことができれば、そのチャンスに直結するはずなので、モチベーションは高いです。

昨年はカンボジア、ネパール、スリランカ、南アフリカなど、初めて訪れた国もたくさんありました。地図で見てみると、行動範囲が狭いですね…。まだまだ、いろんなところに行きたくて仕方ないです。現地の食事が口に合わなかったり、道で迷子になったり、ハプニングもありますが、その都度、海外ツアーで知り合った仲間に支えられながらやってきました。

25歳になる18年も、たくさんの国で、たくさんの人に出会えることを楽しみにしています。

<今週のディナー>
シンガポールに来たらやっぱりこれ、ペーパーチキン。紹興酒などに漬け込んだ鶏肉を紙で包んで焼き上げます。今年は開幕前夜に食べて英気を養いました。ひとつ2.2シンガポールドル(約175円)。どうぞお試しあれ。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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