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2019年 オマーンオープン
期間:02/28〜03/03 場所:アルモウジG(オマーン)

「いま僕はココにいます」Vol.51 オマーン編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・25歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、6年間のプロ生活で巡った国の数は実に40に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、マスカットにいます。

1週間のオフを経て、今週から中東の試合が続きます。まずは欧州ツアー「オマーンオープン」に出場。オープンウィークを過ごしていたマレーシア・クアラルンプールから直行便でやってきました。フライトは約7時間。アラビア半島の東にあり、日本とは5時間の時差があります。

東は海、西はアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア、そしてイエメンに接するオマーンは今回初めて降り立った土地。僕にとっては44カ国目の訪問になりました(日本を除く)。北部にある首都マスカットは、湾の向こうにイランがあります。周辺国と同じようにココも中東の砂漠都市らしく、空港は近代的。タクシーに乗ったり、食事をしたりしたところでは、物価が日本と似たような感じです。

開催コースのアルモウジGは、海に沿ったまさにリンクスの造り。18ホールがタテ長に連なります。開幕2日前の練習ラウンドでは、アウトのスタート4ホールは右からのアゲンストの風向き。5番以降は左からのフォローになりました。“一方通行”は分かりやすくていいんですが、コースは広く見えてもところどころフェアウェイが絞ってあり、とても戦略的に思えます。

今週からキャディの坂井恵さんがカムバック。オマーンからカタール、ケニア、マレーシア、インドというタフな5連戦でしっかり好成績を残したいと思います。

〈今週のブレックファースト〉
選手・関係者用のオフィシャルホテルはとても近代的。開放的なロビーにキレイな部屋。レストランの料理も西洋風です。朝食会場の卵料理はもちろんオーダー制で、オムレツやスクランブルエッグはもちろん、エッグベネディクトもチョイスできました。中身もサーモンやハムを選べたり、お店のスタッフが席まできっちり持ってきてくれたりとサービスも充実しています。今回の食費はすべて宿泊代に含まれていますが、ちなみに「1オマーン・リアル」は約287.196円。なかなか頭で計算がしにくい…。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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