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欧州男子オメガドバイデザートクラシックの最新ゴルフニュースをお届け

「いま僕はココにいます」Vol.46 UAE編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・25歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、6年間のプロ生活で巡った国の数は実に40に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、ドバイにいます。

今週はアラブ首長国連邦(UAE)での欧州ツアー「オメガドバイデザートクラシック」の会場に来ています。谷原秀人選手、宮里優作選手が出場します…が、僕は試合に出られません! 資格の優先順位の関係で、残念ながら出場権が繰り下がってきませんでした。

そもそも、出られない試合のためにドバイまで来たのには理由があります。ツアーは来週、同じ中東のサウジアラビアで「サウジインターナショナル」が開催されますが、この大会に出場するためにはビザが必要。ビザ取得のためには、欧州ツアーの承認が必要になります。

ビザ取得のためのレター(ツアーの紹介状)を自宅で受け取って大使館に出向くか、試合会場でビザ申請をするしか方法がありません。先週は「SMBCシンガポールオープン」を戦い、日本にレターを送ってもらってもいつ届くか分からないので、はるばるこちらまで来たというわけです…。しかも! サウジの試合もまだ出られるか分からないんですよね…。

発展目覚ましいドバイはほんとに都会的。Uberで配車された自動車がレクサスのスポーツタイプでビックリしました。地下鉄も充実していて、コースの最寄り駅まで歩いて5分かかりません。優作さんは電車通勤をされるそうですよ。

〈今週のランチ〉
今週はなにせ試合がありませんから、できるだけ安く宿泊したいという気持ちでいっぱい。オンライン予約サイトのアゴダとにらめっこして、ジム付きのホテルを探しました。これが大当たり! まだ、できたてのキレイな部屋を押さえられて、ドバイで1泊1万円以下でしたから、ありがたいことです。ホテルのレストランで食べたラザニアとアイスラテは合わせて60ディルハム(約1787円)でした。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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