2017年 アフラシアバンク・モーリシャスオープン

「いま僕はココにいます」Vol.20 モーリシャス編

2017/11/30 11:45
ここは天国…ではなくモーリシャス。リゾート地でのツアーに臨みます

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・24歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、モーリシャスにいます。

アジアを横断、縦断してモーリシャスへ!

日本ツアー「カシオワールドオープン」を終え、今週は欧州、アジア、南アフリカツアーの共催試合「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」に出場します。アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶモーリシャス共和国。今回で3回目の出場となりますが、今年は開催コースが、僕が2年前に5位に入ったヘリテージGCに戻ってきました。

前週の高知では、日本ツアーでなんとか来季の第2シード(前半戦の限定的な出場権)を獲得しましたが、週末にスコアを伸ばしきれず、自分としては悔しさばかりが残ります。週明けの27日(月)に関西空港から上海・浦東空港に向かい、モーリシャスへの深夜便に乗り込みました。到着したのは28(火)の午前7時。そのまま、コースで11時半スタートのプロアマ戦に参加してきましたよ。

モーリシャスに到着後、すぐにプロアマ戦へ!

モーリシャスはその昔、オランダ、フランス、イギリス領だった独特の歴史を持つ小さな国。現地の言葉、英語、フランス語と3カ国語を操るタクシーの運転手さんもいます。欧州、インドや南アフリカの人々のリゾート地として有名で、なにせ海が青くてキレイ! それに山々も望める珍しいコースです。食事をするリゾート内のレストランはどこも、午後6時からドレスコードが設けられ、上は襟付きの長袖、下もしっかり長ズボン。サンダルはNGというしきたりがありました。

今週から、まずはこちらも来季のシード権がかかるアジアンツアー3連戦に入ります。来週の「ヨハネスブルグオープン」(南アフリカ)、「インドネシアマスターズ」(インドネシア)と旅は年末まで続きます。良い結果を出せるように頑張ります。

<今週のブレックファースト>
モーリシャスでは大会が用意してくれる選手関係者用のリゾート施設に宿泊しています。1週間で1部屋につきおよそ30万円…と高額ですが、食事代はすべて宿泊料金に含まれているんです。お酒だって飲み放題! こういう方法だと、意外と便利で安く上がる可能性もあります。写真は朝食のエッグベネディクト。初めて来た2年前から、ここでの大のお気に入りです。

ビュッフェの朝食のお気に入りはエッグベネディクト。本当においしくて、毎日でもいいくらいです
リゾート地にあるヘリテージGCは海も山も見えるんです

2017年 アフラシアバンク・モーリシャスオープン