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「いま僕はココにいます」Vol.76 南アフリカ編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・26歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、6年間のプロ生活で巡った国の数は実に40に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、サンシティにいます。

今週は欧州ツアー「ネッドバンクゴルフチャレンジ hosted by ゲーリー・プレーヤー」に出場します。南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグの北西、サンシティが舞台。日本はいよいよ冬に入りますが、こちらは日中の気温は25℃以上。太陽も近いのか…周りはいつものように半袖シャツの選手ばかりです。

前週「ターキッシュエアラインズオープン」が行われたトルコのアンタルヤからは、欧州ツアーがチャーターしてくれた飛行機で南アに来ました。選手・関係者がいっせいに移動。大きなスーツケースなどはホテルに直接届けてくれました。シーズン最後の3試合は高額賞金のかかるロレックスシリーズの連戦で、ツアーも気合い十分みたいです。

会場のゲーリー・プレーヤーCCは美しく仕上げられ、巨大なギャラリースタンドも用意されています。大会が「アフリカのメジャー」と謳うだけあって立派そのものです。数年前に見学に来たとき「信じられないくらい難しい」と思ったコースは、各ホールあまり“幅”がありません。昨年の優勝スコアは15アンダー(リー・ウェストウッド)でしたが、下位は10オーバー以上をたたいてしまう。必ずしもセーフティに行けばいいとも限らず、出来の良し悪しがはっきりしそうです。

今週は最後の正念場。年間ポイントレースのレース・トゥ・ドバイで僕は53位。次週の最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」に進出するためには今大会を終えて50位以内に入る必要があります。とはいえ、ランキングはあくまで一年間の積み重ねに過ぎません。ルーキーイヤーで積み重ねてきたことを、いつも通りやれたらいいなと思います。ここ数試合、ティショットの調子が良いのは好材料。4日間思い切って頑張ります。

〈今週のディナー〉
サンシティのホテルのなかにあったハードロックカフェ。ステーキサラダとマックアンドチーズで200ランド(約1459円)と安くてびっくりしました。カジノ付きのリゾートですが、物価はそれほど高くないみたいです。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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