ルドビグ・オーベリがウッズのホスト大会で2季ぶりV 松山英樹13位で連覇ならず
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 最終日(16日)◇トリーパインズGC サウスコース(カリフォルニア州)◇7765yd(パー72)
3位から出たルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が8バーディ、2ボギーの「66」で回り、通算12アンダーで今季初勝利を挙げた。首位タイで迎えた最終18番(パー5)でバーディを奪取。2023年「ザ・RSMクラシック」以来のPGAツアー2勝目を、タイガー・ウッズのホスト大会で飾った。
年間8試合のシグニチャーイベント(昇格大会)を初制覇。賞金400万ドル(約6億931万円)とフェデックスカップポイント700ptを獲得し、大会前に22位だった年間ポイントレースでトップに浮上した。
この日のベストスコア「64」をマークしたマーベリック・マクネリが1打差の2位。世界ランク1位のスコッティ・シェフラーは8位から「66」で通算9アンダー3位。単独首位スタートのパトリック・ロジャースが同順位で並んだ。
パトリック・カントレー、トニー・フィナウ、デニー・マッカーシー、トミー・フリートウッド(イングランド)が8アンダー5位。
ディフェンディングチャンピオンの松山英樹は6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「70」で回り、通算4アンダー。前日と同じ13位でフィニッシュした。
前半で3つ伸ばして首位に迫るも、後半は上がり2連続バーディまで耐える時間が続いた。「前半は(ボギーだった)2番以外はうまくプレーできたかなと思うんですけど、後半はパッティングの違和感から来てしまったショットの乱れがあった。きのうみたいに流れ良くプレーするためには、細かいことをもうちょっとしていかないといけない」と総括。「いろいろ試してみて、良かった部分と悪かった部分がたくさんある。それを冷静に考えて、2週間ゆっくり過ごしたい」と次戦を見据えた。
大会はロサンゼルスの山火事の影響で開催コースを例年のリビエラCCから、同じカリフォルニア州南部のトリーパインズGCに変更。3週前に行われた「ファーマーズインシュランスオープン」の会場のうち、サウスコースだけで争われた。
