争いのメインは来季シード権へ 全8試合の秋季シリーズに突入
◇米国男子◇プロコア選手権 事前情報◇シルバラードリゾート ・ノースコース(カリフォルニア州)◇7123yd(パー72)
2週前にプレーオフシリーズが終了したツアーは、11月末まで行われる秋季シリーズ(フェデックスカップ・フォール)で再開を迎える。年間ポイントランキング上位125人を巡る来季シード争いがメインに変わり、全8試合の初戦が12日(木)に開幕する。
昨年まで「フォーティネット選手権」として行われた大会は、冠スポンサーの変更に伴いリニューアル。コースは引き続きカリフォルニア州のシルバラードリゾートが舞台となる。
ランキングの資格で来季シードを確定させているのは、8月の今季プレーオフ初戦に進んだ上位70人まで。また、ランク51位から60位までには来季開幕戦を除くシグニチャーイベント(昇格大会)3試合目までの出場権が与えられ、その資格を争う場ともなる。
ランク50位以上の選手も出場でき、世界ランキング6位のウィンダム・クラーク、大会2勝のマックス・ホマ、前年覇者のサヒス・ティーガラら6人がフィールドに入った。
当落線上には46歳のマット・クーチャー(103位)やツアー2勝のパットン・キザイア(132位)ら。ともにメジャー優勝者のウェブ・シンプソン(149位)とゲーリー・ウッドランド(153位)、ツアー3勝のキャメロン・チャンプ(162位)は滑り込みに向けて好スタートを切りたい。
日本勢は出場しない。ランク84位で来季シード入りが濃厚な久常涼は、同週開催の欧州ツアー「アイルランドオープン」にエントリーした。
<主な出場予定選手>
サヒス・ティーガラ、ウィンダム・クラーク、マックス・ホマ、コーリー・コナーズ、ミンウ・リー、ルーカス・グローバー、チャン・キム、マット・クーチャー、ウェブ・シンプソン、ゲーリー・ウッドランド、キャメロン・チャンプ、マイク・ウィア