年間王者に36億円のプレーオフ最終戦 松山英樹はシェフラーと3打差で開幕
◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 事前情報◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7490yd(パー71)
全3戦のプレーオフシリーズ最終戦は29日(木)、ジョージア州アトランタで開幕する。先週の第2戦「BMW選手権」終了時のフェデックスカップポイントランキング上位30人が真のエリートとして集結。ボーナス2500万ドル(約35億9320万円)がかかる年間王者のタイトル争いが終幕する。
ポイントランク順で初日スタート時のスコアに差を設けるハンディキャップ戦。今季6勝でトップに立つスコッティ・シェフラーが10アンダーの首位でティオフする。メジャー2勝でランク2位ザンダー・シャウフェレは8アンダーの2位。予選カットのない4日間72ホールで2ストロークの差がどう出るか。
2月「ジェネシス招待」、2週前のプレーオフシリーズ初戦「フェデックスセントジュード選手権」で優勝した松山英樹はポイントランク3位で、2年ぶり10回目の最終戦出場を果たす。第2戦は2日目スタート前に腰痛で棄権し、まずは回復具合が心配される。開幕3日前の26日(月)にコースで練習を再開。シェフラーとは3打差、初タイトルへ7アンダー3位からティオフだ。
第2戦を制したキーガン・ブラッドリーが6アンダー4位、24歳のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が5アンダー5位で続く。レギュラーシーズンを3位で終えたロリー・マキロイ(北アイルランド)はプレーオフシリーズ2戦で6位に後退した。4回目の年間王者の座に就くためには6打差をひっくり返す必要がある。
初出場選手はオーベリをはじめ9人。ブラッドリーの他、アダム・スコット(オーストラリア)、トミー・フリートウッド(イングランド)、クリス・カークが第2戦の成績で最終戦圏外からフィールドに滑り込んだ。
<出場選手と初日スタート時のスコア>
1/-10/スコッティ・シェフラー
2/-8/ザンダー・シャウフェレ
3/-7/松山英樹
4/-6/キーガン・ブラッドリー
5/-5/ルドビグ・オーベリ
6T/-4/ロリー・マキロイ、コリン・モリカワ、ウィンダム・クラーク、サム・バーンズ、パトリック・カントレー
11T/-3/イム・ソンジェ、サヒス・ティーガラ、シェーン・ローリー、アダム・スコット、トニー・フィナウ
16T/-2/アン・ビョンフン、ビクトル・ホブラン、ラッセル・ヘンリー、アクシェイ・バティア、ロバート・マッキンタイア
21T/-1/ビリー・ホーシェル、トミー・フリートウッド、セップ・ストラカ、マチュー・パボン、テイラー・ペンドリス
26T/0/クリス・カーク、トム・ホジー、アーロン・ライ、クリスティアン・ベゾイデンハウト、ジャスティン・トーマス