マスターズ＆全米オープンでローアマ→プロ転向の23歳が2打差4位浮上

◇米国＆欧州男子ツアー共催◇ISCO選手権 3日目（13日）◇キーントレースGC（ケンタッキー州）◇7328yd（パー72）

24歳のツアールーキー、ピアスソン・クーディが通算20アンダーで初日から首位を守り、完全優勝に“王手”をかけた。前半2番から2ホール連続でスコアを落とす序盤のイヤな流れを乗り越え、1イーグル5バーディ、3ボギーの「68」にまとめた。

ハリー・ホール（イングランド）とリコ・ホイ（フィリピン）が1打差2位。さらに1打差の4位でジョハネス・ヴィーアマン、サム・ベアストー（イングランド）、ニール・シプリーが続いた。

23歳のシプリーは4月「マスターズ」と6月「全米オープン」でローアマに輝き、その後プロ転向。プロとしてのPGAツアー出場は「ロケットモーゲージクラシック」（20位）、「ジョンディアクラシック」（予選落ち）に続く3試合目となる。この日はボギーなしの1イーグル4バーディで「66」をマークした。

3試合連続トップ10入りがかかるアマチュアのルーク・クラントンは1イーグル3バーディ、2ボギーの「69」で回り、12アンダー34位。2020-21年シーズンの日本ツアー賞金王、チャン・キムは「71」と伸ばしきれず、10アンダー51位に後退した。