タイでアジアシリーズ初戦 岩井姉妹、竹田麗央ら日本勢は9人が出場
◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 事前情報◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇ 6632yd(パー72)
米女子ツアーは米本土から舞台を移し、タイ、シンガポール、中国とアジアシリーズ3試合に入る。フィールドは年間ポイントレース(CMEグローブポイント)上位者ら72人に絞られ、賞金総額170万ドル(約2億5891万円)を争う。
2006年に始まった本大会は宮里藍さんが2010年に優勝。ことしは日本勢9人がタイトルに挑む。今季から米ツアーメンバーになった岩井明愛、岩井千怜、竹田麗央はスポンサー推薦枠から参戦。岩井姉妹は3年連続での出場。前週の欧州女子「PIF サウジレディース・インターナショナル」からの転戦となるが、米女子ではともに予選落ちとなった2週前「ファンダーズカップ」からの巻き返しを図る。
初出場の竹田は、8位に入ったシーズン開幕戦「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から3戦目。昨年の国内女子ツアー「スタンレーレディスホンダ」で初優勝を飾った佐藤心結も推薦枠で出場する。
ポイントランク上位者の資格からは、古江彩佳、西郷真央、笹生優花、渋野日向子、西村優菜が参戦。5年連続出場の渋野が出場者の中では最多で、22年に8位に入った。
昨年大会はパティ・タバタナキット(タイ)が母国で2021年のメジャー「ANAインスピレーション」(現シェブロン選手権)以来の米ツアー優勝を果たした。エントリーリストには世界ランク4位で前週サウジレディースを制したアタヤ・ティティクル(タイ)のほか、リリア・ヴ(5位)、古江(9位)らランキングトップ10のうち7人が名を連ねた。
<主な出場予定選手>
パティ・タバタナキット、岩井千怜、岩井明愛、佐藤心結、竹田麗央、アタヤ・ティティクル、古江彩佳、西郷真央、リリア・ヴ、コ・ジンヨン、ブルック・ヘンダーソン、セリーヌ・ブティエ、笹生優花、渋野日向子、西村優菜