通算7アンダーの2位で2日目を終えた岩井千怜

◇米国女子◇Qシリーズ・ファイナルクオリファイイング（最終予選会） 2日目（6日）◇マグノリアグローブGC（アラバマ州）◇クロッシングコース（6664yd、パー72）、フォールズコース（6643yd、パー71）

2コースに分かれて行われる第2ラウンドで、クロッシングコース（CC）を4バーディ、1ボギーの「69」で回った岩井千怜が通算7アンダー。初日の6位から2位に順位を上げた。リウ・ユ（中国）が14アンダーで首位を独走している。

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序盤2番（パー3）、6Iでピンそば30㎝のチャンスを作った岩井はバーディが先行。さらに5番から2連続として、後半13番（パー5）では12mのパットを沈めて4つ目を決めた。ティショットを右ラフに入れた15番で唯一のボギーを喫し、「16番のパー5で1つ取り返したかったんですけど、それができず本当に悔しい」とこぼしたが、上位で2日目を終えた。

連日、違うコースでのアンダーパーにも「安心感は全くないですね。一日緊張していて、気が抜けない」と笑う。厳しい寒さに包まれながら「あしたも楽しんで、強い気持ちを持って頑張ります」と意気込んだ。

3位から出た山下美夢有はフォールズコース（FC）で3バーディ、3ボギーの「71」。通算6アンダーのまま6位に後退した。岩井明愛はFCの前半アウトで2ボギーを叩いた後、後半に3バーディと盛り返した。「70」で4アンダーの11位で3日目に入る。

2年続けて最終予選会に出場の吉田優利はCCで「73」、馬場咲希はFCで「72」と1つスコアを落として、ともに1アンダー23位。2次予選会を通過してきた山口すず夏はCCを「73」で回って3オーバー59位、原英莉花はCCを「73」で回って6オーバー79位から巻き返しをはかる。

第4ラウンド終了時点で上位65位タイまでが、9日（月）にCCで行われる最終ラウンドに進出。90ホール終了後、上位25位タイまでの選手がメンバーシップを獲得、シーズン序盤戦の限定的な出場機会が得られる「カテゴリー14」に入る。72ホールを完了した選手には下部エプソンツアーの出場資格が付与される。

＜日本勢の成績＞
2T／－7／岩井千怜
6T／－6／山下美夢有
11T／－4／岩井明愛
23T／－1／吉田優利、馬場咲希
59T／＋3／山口すず夏
79T／＋6／原英莉花

【岩井千怜】LPGA女子ゴルフツアー 2025最終予選会 第2日 ショートハイライト

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