西郷真央「足踏み」8打差12位に後退 吉田優利31位 渋野日向子56位

◇米国女子◇Danaオープン for チルドレン 3日目（20日）◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6666yd（パー71）

20歳のシャネッティ・ワナセン（タイ）が6バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算16アンダー単独首位をキープして最終日を迎える。昨年9月「ポートランドクラシック」での初優勝に続く2勝目を狙う。

ユ・ヘラン（韓国）が3打差2位。前年覇者のリン・グラント（スウェーデン）、リン・シユ（中国）、チェン・スウーチャ（台湾）が11アンダー3位で並んだ。

4打差5位スタートの西郷真央は5バーディ、4ボギーの「70」。出だし6番までに3ボギーが先行する苦しい流れから、後半にかけてバーディを重ねたが、2連続バーディを奪って迎えた最終18番（パー5）でボギーを喫した。

8アンダー12位で首位とは8打差に後退。中継局WOWOWのインタビューでは「上位が伸ばしている中で、自分がその場で足踏みしているような状態だった。いまひとつな3日目だったかなと思います。ショットは後半の中盤は思ったように打てていた。最終日もそれを生かして、パッティングを決めきれるように」と話した。

4試合ぶりに予選を通過した吉田優利は6バーディ、2ボギーの「68」でプレー。50位から出て4アンダー31位まで順位を上げた。

渋野日向子は3バーディ、3ボギーで連日の「71」と伸ばせず、1アンダーのまま50位から56位となった。