増田伸洋が今季2勝目 宮本勝昌はPO惜敗も2年連続の賞金王「本当に光栄」
◇国内シニア◇コスモヘルスカップ シニアゴルフトーナメント 最終日(2日)◇鳩山カントリークラブ(埼玉県)◇6904yd(パー72)
単独首位から出た増田伸洋が5バーディ、2ボギー「69」でプレーして通算13アンダー。「68」で回った宮本勝昌とのプレーオフを制し、10月「日本プロシニア」以来の今季2勝目を挙げた。
2位の宮本は賞金180万円を加算。今季賞金総額4214万3305円となり、シーズン最終戦となる次戦「いわさき白露シニア」(11月22日開幕 鹿児島・いぶすきGC)を待たずして、2年連続賞金王の戴冠を決めた。
「本当に光栄に思います。そこに関してはうれしいです。経験したことはないので。毎試合優勝しようと思ってやっているので、その結果が出たことはうれしいです」と振り返った。
ツアー未勝利の鹿志村光一が6バーディ、1ボギー「67」で回り、通算9アンダー3位。手嶋多一が2日連続の「68」で、サマヌーン・スリロット(タイ)と通算8アンダー4位に並んだ。
賞金レース2位の片山晋呉は4バーディ、1ボギー「69」。ランク4位の兼本貴司、中山正芳と同じ通算7アンダー6位で試合を終えた。
69歳の倉本昌弘は1イーグル5バーディ、2ボギーのエージシュートとなる「67」で通算5アンダー。今季自己ベストとなる9位に入った。
来季米シニアツアーのフルシード権を獲得した藤田寛之は通算4アンダー20位。元賞金王(2016、17、18、22年)のプラヤド・マークセン(タイ)は通算2アンダー32位。前年覇者の塚田好宣は通算1オーバー51位。賞金ランク3位のチェ・ホソン(韓国)は通算3オーバー64位だった。
<上位成績>
優勝/-13/増田伸洋
2/-13/宮本勝昌
3/-9/鹿志村光一
4T/-8/手嶋多一、サマヌーン・スリロット
6T/-7/片山晋呉、兼本貴司、中山正芳