増田伸洋が国内シニアメジャー初優勝「日本タイトルがうれしい」
◇国内シニアメジャー◇日本プロシニア選手権 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP 最終日(6日)◇イーグルポイントGC(茨城)◇7102yd(パー72)
増田伸洋が初日から4日間首位を守る完全優勝で、国内シニアメジャー初勝利を飾った。後続に2打差をつけてティオフし、8バーディ、2ボギーの「66」。通算16アンダーで2位の宮本勝昌に3打差をつけた。
開始1番で2.5mのバーディパットを決め、スコアの伸ばし合いを終始リードした。「(通算)15アンダーまで行って負けたら仕方がない。逃げ切ることは考えず、1ピンくらいのバーディチャンスを作っていこう」と目標を設定。サンデーバックナインも攻め続けた。
20代でプロとして歩み始めた時期に所属したのが、今大会を開催したイーグルポイントGCだった。「すごく思い入れのあるコース。当時のメンバーさんも応援に来てくれて勝ちたいと思っていた」と恩返しの気持ちでプレー。昨年の「すまいーだカップ」以来のシニア2勝目を「レギュラー時代は完全に無縁だった」メジャーで挙げ、「日本タイトルというのが一番うれしい」と喜んだ。
シニア2年目の今季は「全米シニアプロ」、「全米シニアオープン」に挑戦。どちらも予選落ちに終わった。「自分の経験のなさ、技術的に足りないものが結構あった。もう一度挑戦したい気持ちがあるので、そこを目指したい」とさらに上を目指す。
13アンダー2位の宮本は賞金ランキングを4位から3位に上げた。I.J.ジャン(韓国)が12アンダー3位。手嶋多一が11アンダー4位に入った。
コース所属の片山晋呉は4アンダーの16位だった。
<上位成績>
優勝/-16/増田伸洋
2/-13/宮本勝昌
3/-12/I.J.ジャン
4/-11/手嶋多一
5T/-10/チェ・ホソン、横田真一
7/-9/プラヤド・マークセン