チェ・ホソンが初Vへ首位発進 片山晋呉5位 丸山茂樹は体調不良で棄権
◇国内シニアメジャー◇日本シニアオープン 初日(12日)◇千葉カントリークラブ・川間コース (千葉)◇6811yd(パー71)
レギュラーツアー3勝で今季からシニアツアーに参戦するチェ・ホソン(韓国)が8バーディ、1ボギーの「64」をマークし、7アンダーの単独首位で発進した。ここまで6試合連続でトップ10に入っており、シニア初優勝へ絶好のスタートを切った。
不眠症を抱えているといい「きのうは3時間(も)寝られた。体調がいい。8時間寝たら、どうなるか分からない」としながら、「ストレート、フェード、ドローをイメージ通りに打てた。3ホールしかミスしなかった」と好調をキープした。
「きょうのプレーを金曜、土曜、日曜日にできたら優勝できる。ティショットが大事です。虎さんファイト!」と力を込めた。
久保谷健一が6アンダー2位。4月の開幕戦を制した兼本貴司が「68」で回り、ジーブ・ミルカ・シン(インド)とともに3アンダー3位につけた。
今季1勝で賞金ランキング1位の片山晋呉は横田真一らとともに2アンダー5位で続いた。今季2勝で賞金3位の宮本勝昌は前年覇者の藤田寛之、谷口徹、手嶋多一らとイーブンパー25位に並んだ。
前週「コマツオープン」でシニア初優勝を遂げた平塚哲二は2オーバー52位。大会初出場の丸山茂樹は6オーバーでホールアウトした後、体調不良のため棄権した。
初日を7オーバー102位で終えた74歳38日の高橋勝成は、青木功が持っていた大会最年長出場記録(2016年、74歳15日)を更新した。
<上位成績>
1/-7/チェ・ホソン
2/-6/久保谷健一
3T/-3/兼本貴司、ジーブ・ミルカ・シン
5T/-2/野上貴夫、片山晋呉、杉山佐智雄、横田真一、I.J.ジャン
【訂正】高橋勝成の初日時点の年齢を74歳38日に訂正しました。日本ゴルフ協会の訂正によるものです。(13日午前10時30分)