プロデビュー戦で完全Vを飾った荒木優奈

◇国内女子◇JLPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日（6日）◇グレートアイランド倶楽部 (千葉)◇6589yd（パー72）

荒木優奈が初日から首位を守り切る完全Vで新人ナンバー1決定戦を制した。最終日は後続を3打リードしてスタートし、6バーディ、5ボギーの「71」。通算12アンダーで逃げ切り、プロ初賞金270万円を獲得した。

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プロデビュー戦の優勝に、荒木は「率直にすごくうれしいです」とはにかんだ。ボギースタートの一日は「100ydない（セカンドを）ダフって（18番で）池ポチャもして大変でしたけど、集中力を切らさずに頑張れました」と、ドキドキの場面があったことも明かした。

荒木は宮崎・日章学園高2年の2022年から3年の23年に日本ゴルフ協会（JGA）ナショナルチームで、現在米女子ツアー最終予選会挑戦中の馬場咲希らと活躍。アマチュア時代に今大会出場者ではただ一人、国内ツアーで2度のトップ10入りを果たし、11月初旬のプロテストに2度目の挑戦で合格した。

11月29日終了の最終予選会（ファイナルQT）は37位で、来季ツアー前半戦フル出場が微妙なポジションに終わったが、ルーキー屈指の実力を見せつけた。

永田加奈恵が通算10アンダーで2打差2位に終わった。

ダフリ、池ポチャ乗り越えて

＜上位成績＞
優勝／－12／荒木優奈
2／－10／永田加奈恵
3／－8／大久保柚季
4／－7／六車日那乃
5T／－6／都玲華、福田萌維、入谷響
8T／－5／中村心、山下心暖
10T／－1／神谷桃歌、寺岡沙弥香、小俣柚葉