竹田麗央と山下美夢有の年間女王争い決着なるか “撤退”表明の上田桃子も参戦
◇国内女子◇伊藤園レディスゴルフトーナメント 事前情報◇グレートアイランドC (千葉)◇6769yd(パー72)
今季の国内ツアーも残り3戦。1985年に始まった歴史ある3日間大会が8日(金)に開幕する。賞金総額は1億円(優勝1800万円)、優勝者にはメルセデスポイント200ptが与えられる。
昨年大会は単独首位から出た西郷真央が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、後続に3打差をつける通算16アンダーで通算6勝目を挙げた。西郷は同週にハワイで開催される米ツアー「ロッテ選手権」に出場するために不在となる。
竹田麗央、山下美夢有に絞られた年間ポイントレースも大詰めを迎える。前週の日米共催「TOTOジャパンクラシック」を制した竹田が2位の山下に771.52pt差をつけてトップを独走。今週、3年連続の女王を目指す山下が優勝すれば決着は次戦以降に持ち越し。山下が単独4位以下で竹田の初めての年間女王が決まる。
初日、竹田は岩井千怜、小祝さくらと同じ最終組で1番からスタート。山下は1組前から岩井明愛、河本結とともにティオフする。
フィールドには今季限りでツアーからの撤退を表明したツアー17勝の38歳、上田桃子が3週ぶりに名を連ねた。また、ツアー18勝で47歳の大山志保が「トーナメント特別保障(公傷)制度」から2022年「アース・モンダミンカップ」以来、2年4カ月ぶりに復帰する。
シード争い(ポイントランク50位以内)も同じく最終局面。50位・木戸愛、51位・仁井優花、52位・岡山絵里らボーダー付近の選手にとってはシビれる3日間となる。
1日のプロテストに合格した小俣柚葉は主催者選考会を突破し、今週はアマチュアの資格でプレーする。
<主な出場選手>
岩井明愛、岩井千怜、上田桃子、大山志保、尾関彩美悠、河本結、桑木志帆、小祝さくら、佐久間朱莉、申ジエ、鈴木愛、竹田麗央、不動裕理、安田祐香、山下美夢有、脇元華