復調したい昨年覇者の菅沼菜々 畑岡奈紗が今季国内初参戦
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前情報◇マスターズGC(兵庫)◇6506yd(パー72)
シーズン残り6試合となる4日間大会が17日(木)に開幕する。昨年大会は菅沼菜々が首位スタートの最終日に3バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算14アンダーでシーズン、通算とも2勝目を挙げた。
菅沼は2022年に0勝ながら年間ポイントランキング(メルセデスランク)8位となってブレーク。23年も11位と活躍したが、今季はトップ10が5月「サロンパスカップ」の9位だけで、現在ランク70位。2連覇がかかる大会で、悪い流れを断ち切りたい。
注目は米ツアーから今季国内初参戦の畑岡奈紗。22年4月の米ツアー「DIOインプラント LAオープン」を最後に日米含めて優勝から遠ざかっており、2位フィニッシュした2017年以来となる今大会での活躍が期待される。
前週「富士通レディース」で待望の今季初優勝を飾った山下美夢有は昨年2位の大会で連勝を狙う。今季7勝でメルセデスランキング1位を独走する竹田麗央は前週10位と依然安定感を見せており、初の年間女王へさらにポイントを重ねたい。前週3位の桑木志帆、櫻井心那、22年大会覇者の川崎春花らも調子を上げており、上位争いに絡んできそうだ。
「メルセデスランキング50位以内」の来季シード争いも佳境に入った。ボーダー近辺の選手がポイント増を臨めるのは、2週後の日米共催「TOTOジャパンクラシック」と最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」を除いて4試合。今大会は3日間大会よりポイントの高い4日間開催であり、シード争奪戦の行方に影響は大きい。
予選ラウンドでは菅沼、竹田、吉本ひかるが同組に。畑岡は山下、岩井明愛と同組で今季国内初戦をスタートする。
<主な出場予定選手>
畑岡奈紗、菅沼菜々、竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛、小祝さくら、岩井千怜、桑木志帆、河本結、佐久間朱莉、川崎春花、高橋彩華、鈴木愛、藤田さいき、天本ハルカ、尾関彩美悠、安田祐香、吉本ひかる、森田遥、青木瀬令奈、櫻井心那