川崎春花「すごくつらかった」 ルーキーシーズン以来の2年ぶり3勝目
◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日(7日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6667yd(パー72)◇曇り(観衆2030人)
4打リードの単独首位から出た川崎春花が4バーディ、1ボギーの「69」で通算18アンダーに伸ばし、2022年10月「マスターズGCレディース」以来となる2年ぶり3度目のタイトルを獲得した。
出だしの1番で今週初のボギーをたたくなど一時は1打差に詰め寄られたが、以降はスコアを落とすことなく4バーディを奪取。後続に4打差をつけ、最終組をともにした尾関彩美悠、櫻井心那との同学年・同期対決を制した。
優勝スピーチでは「約2年ぶりに優勝できてすごくうれしいし、自分の中で価値のある3勝目になった」とコメント。2勝を挙げたルーキーシーズンから遠ざかっていた3つ目のタイトルをつかみ、「去年はすごくつらくて、毎日涙が出てしまう日々でしたが、この経験があったから優勝することできたんだと思える日を目指して毎日ゴルフと向き合ってきた。今日それがかなってすごくうれしい」とよろこびを表現した。
通算14アンダーの2位に「69」でプレーした櫻井。通算13アンダーの3位に「70」とした尾関が続いた。尾関は前半4番までに2バーディを先行させて1打差に詰めたが、逃げ切りを許して2年ぶりのタイトルを逃した。
通算12アンダーの4位に今季2勝の岩井千怜。通算11アンダーの5位に、この日のベストスコア「66」をマークした堀琴音が続いた。
通算10アンダーの6位に、河本結と前週3位の原英莉花。通算9アンダーの8位に木村彩子。
前週優勝した桑木志帆は通算4アンダー24位。地元での大会連覇がかかっていた小祝さくらは通算1オーバー47位で終えた。
<上位成績>
1/-18/川崎春花
2/-14/櫻井心那
3/-13/尾関彩美悠
4/-12/岩井千怜
5/-11/堀琴音
6T/-10/原英莉花、河本結
8/-9/木村彩子