21歳の竹田麗央がツアー初V 地元大会で「まさか優勝できるとは」
2024/04/14 13:48
◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(14日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6518yd(パー72)◇晴れ(観衆3408人)
3位で出た竹田麗央が3バーディ、1ボギー「70」で通算7アンダーとし、3打差の首位でスタートした岩井明愛を逆転。プロ3年目でのツアー初優勝を地元・熊本で飾った。
竹田は2003年生まれの21歳。母は女子プロの平瀬哲子で、叔母は1993、94年と2年連続賞金女王に輝いた平瀬真由美というゴルフ一家で育った。プロテスト合格は2021年で 尾関彩美悠や櫻井心那らと同期。今季は初めてシード選手として参戦し、シーズン4度目の最終日最終組で念願の初タイトルをつかんだ。
優勝スピーチでは「子どものときから観戦していた大会で、まさか自分が優勝できるとは思っていなかったので、すごくビックリしていますし、すごくうれしい。来週からも優勝争いをして、早く2勝目を挙げられるように頑張ります」と述べ、地元で飾った初優勝のよろこびを表現した。
2打差2位に今季2勝の鈴木愛、鶴岡果恋、イ・ミニョン(韓国)の3人。通算4アンダー5位に山下美夢有、青木瀬令奈、高橋彩華、桑木志帆、脇元華が続いた。
大会連覇がかかっていた岩井明は「77」と崩れ、通算3アンダー10位だった。
小祝さくらは2アンダー15位。竹田、岩井明とともに最終組を回った尾関は1アンダー18位。原英莉花、岩井千怜はイーブンパー22位。昨季4勝を挙げた櫻井は6オーバー43位で終えた。
<上位成績>
優勝/-7/竹田麗央
2T/-5/鈴木愛、鶴岡果恋、イ・ミニョン
5T/-4/山下美夢有、高橋彩華、青木瀬令奈、桑木志帆、脇元華
10T/-3/岩井明愛、河本結、神谷そら、木村彩子、天本ハルカ