2024年 シンハン ドンヘ オープン

平田憲聖が2週連続Vで今季3勝目 鈴木晃祐は4打差3位

2024/09/08 15:22
2週連続優勝で今季3勝目を飾った平田憲聖(提供:JGTO)

◇国内男子◇シンハンドンヘオープン 最終日(8日)◇クラブ72CC(韓国)◇7204yd(パー72)

首位タイから出た平田憲聖が1イーグル6バーディ、2ボギーの「66」で回り、後続を1打差で振り切る通算22アンダーで今季3勝目、前週「フジサンケイクラシック」に続く2週連続優勝を飾った。通算5勝目を3ツアー共催競技で手にし、韓国とアジアンツアーの来季出場権も獲得した。

優勝賞金2714万400円を加算した今季獲得額は8065万2029円に達し、賞金ランキング5位から1位に躍り出た。

平田は優勝インタビューで「ショット、パットともにすごく良かったのが、このスコアで回れた要因だと思う」とコメント。首位タイで迎えた後半は15番までに3バーディを奪い、一時はリードを3打に広げた。終盤に2ボギーを喫したが、それまでの貯金を生かしてトップで完走。「この優勝で世界に挑戦できる権利をいただいたので、世界で活躍できる選手になれるように頑張ります」と海外ツアーへ意欲を示した。

通算21アンダーの2位に、4位から「64」をマークしたトラビス・スマイス(オーストラリア)。出だし1番から7連続バーディを奪うなど、前半アウトに日本ツアー9ホールの最少ストローク数に並ぶ「28」を記録した。

平田とともに首位タイから初めての最終日最終組をプレーした鈴木晃祐は4バーディ、2ボギーの「70」と伸ばし切れずに通算18アンダー3位。平田との同年代対決に敗れ、ツアー初優勝はならなかった。

46位スタートの石川遼は8バーディ、2ボギーの「66」と伸ばし、通算12アンダーの20位に浮上して4日間を終えた。

<上位成績>
優勝/-22/平田憲聖
2/-21/トラビス・スマイス
3/-18/鈴木晃祐
4T/-16/大槻智春池村寛世金ミンギュ
7T/-15/堀川未来夢イ・ジョンファン

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