小林匠と坂下一葉が優勝 大阪学院大が男女2冠/日本学生、日本女子学生
◇日本学生ゴルフ選手権/日本女子学生ゴルフ選手権 最終日(25日)◇大山ゴルフクラブ(鳥取)◇男子/7056yd(パー72)、女子/6515yd(パー72)
男子学生ゴルファー日本一を決める「日本学生ゴルフ選手権」は25日(金)に最終日を迎え、2打差の単独首位でスタートした小林匠(こばやし・たくみ/大阪学院大1年)が6バーディ、3ボギー「69」回り、大会初出場で優勝を果たした。
最終日は苦しい出だしだった。前半2番でボギーが先行すると、パー5の6番でもスコアを落とした。しかし、8番からの3連続バーディでスコアを戻すと、17、18番(パー5)を連続バーディ締め。「66」でプレーしたことしの「日本アマ」覇者・中野麟太朗(なかの・りんたろう/早大2年)を1打差で振り切る通算18アンダーで頂点に立った。
23日に19歳の誕生日を迎えたばかり。「自分で最高の誕生日プレゼントを手にできた」と話す、小林にとって忘れられないバースデーウィークとなった。
通算15アンダー3位に日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームに所属する杉浦悠太(すぎうら・ゆうた/日大4年)。通算14アンダー4位に和田歩(わだ・あゆむ/専修大4年)と古瀬幸一朗(ふるせ・こういちろう/東北福祉大2年)が並んだ。
同会場で行われた「日本女子学生ゴルフ選手権」では、首位と4打差の10位から出た坂下一葉(さかした・いちよう/大阪学院大2年)がボギーなしの4バーディ「68」をマークし、通算5アンダーに伸ばして逆転。大会初優勝をつかみ、大阪学院大が男女2冠を達成した。
この日唯一のノーボギーでタイトルをつかんだ坂下は「素直にうれしい。目標にしていたので達成することができて本当にうれしいです」と喜びを言葉にした。
1打差の2位にJGAのナショナルチームに所属する橋本美月(はしもと・みづき/東北福祉大3年)と園田結莉亜(そのだ・ゆりあ/東北福祉大4年)。通算3アンダー4位に益田世梨(ますだ・せり/東北福祉大3年)と高野愛姫(たかの・あいひ/日大1年)が並んだ。
<上位成績>
「日本学生」
優勝/-18/小林匠
2/-17/中野麟太朗
3/-15/杉浦悠太
4T/-14/和田歩、古瀬幸一朗