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石川遼、グリーンに苦しみ35位タイと出遅れる

早朝に降った強い雨も選手たちがスタートする頃には上がり、ハワイ州パールCCで開催されているパールオープンは、真っ青な空の下で初日を迎えた。パールハーバーに向かって強烈な目のあるグリーンに苦しむ選手が多かったが、石川遼(16=パナソニック)も例外では無かった。

スタートホールの10番では上から3mのパットを外してボギー。11番で50cmにつけてすぐバーディを取り返したものの、続く12番パー5では第2打でグリーン手前の花道まで運んだが、そこから寄せきれずに3パットのボギーとしてしまう。13番4m、14番6mとバーディチャンスにつけるが、ボールはカップ手前で切れて、石川は自分の太ももを叩いて悔しがった。

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この日は最後までパットに苦しんだものの、終わってみれば4バーディ4ボギーの「72」。アプローチやグリーン上での精度は欠いたが、ドライバーの方向性が安定し、アイアンの切れも見られた。

「4バーディを獲れたのでノルマは達成できました。でも、まだチャンスは沢山あったので、明日はそれを生かしていきたい。勿体無いボギーが無ければアンダーは出せたと思います」という石川。明日の第2ラウンドに向けて、ホールアウト後も4時間近くショットやアプローチ練習に時間を費やした。

日没サスペンデッドの為、順位は暫定だが、矢野東が6バーディノーボギーの「66」、通算6アンダーで単独首位に立っている。暫定2位タイには青山浩嗣らが5アンダーで続き、4アンダーの5位タイに室田淳らが続いている。石川は暫定35位タイ。

◇番組告知/全英予選、パールオープンを追ったドキュメンタリー
石川遼、16歳の夢」
(2月17日0:35~1:30 テレビ朝日系関東ローカル)

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