ピンが中心 コーリー・コナーズの使用ギア
カナダのオンタリオ州で育ったコーリー・コナーズは、4月「バレロテキサスオープン」でツアー2勝目をあげるなど上々のシーズンを送っている。
現在ランキング27位につけるコナーズの調子は上向きであり、母国で開催される今週「RBCカナディアンオープン」には、フィールドにおけるカナダ人でトップランクの選手として出場する。
さらに好材料をあげるとコナーズは昨年の「RBCカナディアンオープン」最終ラウンドで「62」。6位に入っているのである。
コナーズの使用ギアのセットアップを確認する際、常に最初に目が行くのはドライバーだ。彼はPGAツアーにおける過去5シーズンの全てで、ストロークゲインド:ドライビングでトップ20入りを果たしている。また彼は、その間、一貫してピンG400 LSTモデルを使用している。
しかし、2022年「プレジデンツカップ」にて、ついにドライバーを最新のピンG430 LSTモデルに変更した。当時、彼はGolfWRX.comに対し、実際のところ、それまで使用していたG400 LSTモデルの方が、「若干(初速は)速い」ものの、新しいG430 LSTは、オフセンターヒットに対する安定感が格段に向上したと述べている。
現在、コナーズはフェアウェイのエッジからの平均距離で4位(約6.4m)につけており、ストロークゲインド:オフ・ザ・ティで22位にランクインしている。
また、コナーズは最近になって、メタルウッドのセットアップを変更している。彼はバッグにG425の3番ウッドとG430のハイブリッドを入れて今季をスタートしたが、最近、この組み合わせをG430の3番ウッドと7番ウッドに変更している。
一般的に、ハイブリッドと比べると、7番ウッドの方が高さ、スピン量、そして飛距離が出る。コナーズは2021-2022シーズンにおける275yd以内のアプローチ(グリーンを狙うショット)のランキングを115位としていたものの、現在、同じカテゴリーのランキングを43位としている。
以下はGolfWRX.comが調査したコナーズの今週の使用ギア一覧である。ウェッジに施したメープルリーフに、カナダ人としての誇りを垣間見ることができる。
<セッティング>
ドライバー:ピンG430 LST(9度)
シャフト: USTマミヤ エレメンツLIN-Q M40X 6F5
3番ウッド:ピン G430 MAX(15度を13.75度に調整)
シャフト:プロジェクトX HZRDUSブラック75 6.5フレックス
7番ウッド:ピン G430 MAX(21度を18.75度に調整)
シャフト:USTマミヤLINQ 8F5
アイアン:ピン i BLADE(4番~PW)
シャフト:プロジェクトX 6.0
ウェッジ:ピン GLIDE 4.0(50度、56度)、タイトリスト ボーケイSM8(60度)
シャフト:プロジェクトX 6.0
パター:ピンPLDプライムタインH
ボール:タイトリスト プロV1
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)