2022年 バミューダ選手権

ジョン・デーリーのワイルドなクラブセッティングと最近のギア変更

2022/10/27 10:17
ジョン・デーリー(写真は2022年「全米プロ」)

ジョン・デーリーは今年の「全米プロゴルフ選手権」で、ワイルドな用具セットアップでヘッドラインを飾った。今週の「バミューダ選手権」にスポンサー招待枠で出場するメジャー2勝の56歳は、当時、まだリリースされていないPXGドライバー、特大サイズのスーパーストローク Sテッククラブコードグリップ、そして大量の鉛テープが貼られ、それがどこのブランドでどのモデルのアイアンなのか見分けがつかなくなったテーラーメイド P-770アイアンを使用した。

デーリーのクラブの重量は、超特大サイズの重いグリップにより、標準的なクラブに比べて30gほど重くなったため、大量の鉛テープを加えることで、アイアンのバランスを保つ必要に駆られた。

しかし、PGATOUR.comが最近、PGAツアーチャンピオンズの大会でデーリーと情報交換をしたところ、デーリーが自身の用具セットアップに大幅な変更を加えたことが判明した。

くだんの「全米プロゴルフ選手権」以降、デーリーはドライバー、3番ウッド、ハイブリッド、そしてアイアンを変更した。相変わらずアイアンにはバランスを取る目的でごってりと鉛テープが貼られてはいるが、彼はその中身をピン ブループリントフォージドモデルに変更している。

彼の最新のバッグの中身は次の通りである。

9度に設定されたデーリーの1W。ソールには鉛テープが貼られている(提供:Bret Lasky/PGA TOUR)

ドライバー:ピン G425 LST(9度)
シャフト:プロジェクトX HZRDUS スモークレッド RDX 60 TX

3番ウッド:キャロウェイ ローグST LS(15度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD-UB 8X

ハイブリッド:ピン G425(19度、22度)
シャフト:KBS ツアーハイブリッド90X

2022年の米シニアツアー「ドミニオンエナジー・チャリティクラシック」でのデーリーのバッグ(提供:Bret Lasky/PGA TOUR)

アイアン:ピン ブループリント フォージド(5~9番)
シャフト:KBS ツアー120S

ウェッジ:タイトリスト ボーケイ(46度、50度、54度、60度)
シャフト:日本シャフト N.S.プロ モーダス3 125S(46度、50度、54度)、KBS ツアーウェッジ(60度)

デーリーのパター(提供:Bret Lasky/PGA TOUR)

パター:オデッセイ トライ・ホット 5K ONE

ボール:タイトリスト プロV1x

グリップ: スーパーストローク Sテック クラブコード オーバーサイズド

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)

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