トミー・フリートウッドがテーラーメイドと契約
メーカーがツアー選手との用具契約を発表するにあたり、これまではプレスリリースが慣例となってきた。しかし、もうその限りではない。今や、こうしたニュースはソーシャルメディアを通じて知らされる。
テーラーメイドはトミー・フリートウッド(イングランド)の新加入をこの方法で発表した。テーラーメイドは同社主任ツアーテクニシャンであるウェイド・ライルスが、フリートウッドの長髪のため、ツアーバンにヘアケア用品をストックするユーモアに富んだ動画を投稿した。
We’re feeling the flow. Welcome to the squad, @TommyFleetwood1! #TeamTaylorMade pic.twitter.com/2eF2KJxb32
— TaylorMade Golf (@TaylorMadeGolf) 2020年12月14日
ナイキが用具ビジネスから徹底した2016年まで同社と契約していたフリートウッドは、2019年からテーラーメイドのアイアンを使用しており、当初はP7TWモデルを使用し始め、最近になってプロトタイプのTFプロトアイアンを使用している。
テーラーメイドの契約選手は、ほぼ全員が使用する14本のクラブをテーラーメイドで統一しているため、フリートウッドがウッド、ウェッジ、そしてパターをどうするかは興味深いところである。
世界ランク17位のフリートウッドは、先週の欧州ツアー「DPワールドツアー選手権」で10位。2020年を勝利なしで終えることとなったが、年間無勝利に終わったのは、2016年以来のことである。
彼はフェデックスカップを92位で終えており、トップ10入りは3位に入った米ツアー「ホンダクラシック」の1回のみだった。フリートウッドは、その前の2シーズンは連続して最終戦の欧州ツアー「ツアー選手権」に出場していた。
今季5大会に出場し、最高成績を米ツアー「マスターズ」での19位タイとしているフリートウッドは、フェデックスカップのランキングを125位として2021年を迎える。
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)