プレーオフ1試合欠場のJ.ローズが優勝争いを展開
2014/09/14 10:42
By Brian Wacker, PGATOUR.COM
ジャスティン・ローズは、「ドイツバンク選手権」を欠場し、先週の「BMW選手権」で好プレーを展開することでフェデックスカップ・プレーオフへの期待をかけていた。
しかし、ローズが「BMW選手権」でアンダーパーをマークしたのは一度だけ。順位も全体の真ん中(単独35位)という結果だった。つまり、ゴルフ界の最高賞金を手にするためには今週のイーストレイクで多くのサポートが必要になったというわけだ。
そして、「ツアー選手権byコカ・コーラ」の3日目まで、ローズはその助けを得ていない。
ローズは、4アンダー「66」をマークし首位タイのビリー・ホーシェル、ロリー・マキロイに3打差の4位につけたが、このままだとフェデックスカップ・ランキングは11位タイで終わりそうなのだ。
その一方で、34歳のローズは休養を取り、今季2勝目を獲得できる位置にいる。
「自分に優位な展開になっていると思う」とローズ。この日は、5バーディ、1ボギーでフィニッシュし「できれば明日は最後まで踏ん張って、良い結果になると良いね」と話した。
ローズが「ドイツバンク選手権」出場回避を決めたのはプレーオフシリーズの開幕前。今年はライダーカップがあり、4週間連続でプレーしたくなかったことがその理由だ。
では、元に戻れるとしたら同じ決断を下したのだろうか?
ローズは「良いプレーをするには、いつでも良い態勢にしておかなければいけない」と語る。「(プレーオフ中に1週間のオフがあれば)必ずしも欠場することはないだろう。そうすれば、プレーオフも余裕を持ってプレーできるからね」。