優勝を狙うマキロイ、出だしの遅れも気にならず
2014/09/12 11:18
By Brian Wacker, PGATOUR.COM
フェデックスカップ制覇を目指すロリー・マキロイ。だが、イーストレイクGC(ジョージア州)での最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」はスロースタートとなった。
とはいえ世界ランキング1位の彼にとって救いなのは、他のプレーヤーも皆、初日に苦戦したことだ。
シーズン最終戦となる今大会初日、マキロイは1アンダーの「69」をマーク。首位のクリス・カークとビリー・ホーシェルを3打差で追いかけている。
「早々に(優勝争いから)遠ざかる可能性もあった。だけどなんとか粘った」と、初日を振り返るマキロイ。「1アンダーパーって結果は、悪くはないよね」。
4週連続でプレーしているマキロイは、自分のプレーが精彩を欠いていることも承知だ。
「ここ2、3週間は“エンジン全開”ではないね」と、マキロイ。「自分の最近の戦いぶりは分かっているつもりだ。自分のプレーで何がしっくりときているのかも理解しているから、残り3日間はそれに挑み、実感するだけさ」。
マキロイはまた、こういった状況でのプレーでは、昔に比べて今の方がうまくプレーできているとも付け加える。
「昔の自分だったら“73”か“74”と、オーバーパーだったんじゃないかな」と、マキロイ。「…それに今週は本当に重要な局面だ。諦めてはいけないときだよ。なんとか食らいついては、パーパットを決めて、(4日間の)フィニッシュを楽しみにしたいね」。
「明日からの2、3日間は、もう少し安定したプレーができるのを願うよ」。