2014年 ザ・バークレイズ

ライダーカップの主将推薦候補も予選落ち

2014/08/24 10:45

By Helen Ross, PGATOUR.COM

予選通過できなかったウェブ・シンプソン。次週のプレーオフには出場できるが、ライダーカップは?(Hunter Martin/Getty Images)

「ライターカップ」で米国代表を率いるトム・ワトソンが主将推薦候補に考えている2人の選手が、早くも「ザ・バークレイズ」から去った。

ブラント・スネデカーウェブ・シンプソンは、来週の「ドイツバンク選手権」でワトソンにアピールし、9月2日の主将推薦選手発表を待つことになる。

今大会終了後のフェデックスカップランキング100位までの選手にのみ、TPCボストンで行われる次戦に出場する権利が与えられる。シンプソンは「ザ・バークレイズ」開催前の時点で15位、スネデカーも55位だったため、次戦出場は確定と考えていい。

欧州代表の主将推薦候補とされるイアン・ポールタールーク・ドナルドも予選落ちした。主将のポール・マギンリーは、ワトソンが決断を下す約12時間前に推薦選手を発表する予定だ。

ドナルドは「ザ・バークレイズ」前の時点でフェデックスカップランキング66位、ポールターは78位だった。

今シーズンの大半でフェデックスカップランキング1位だったジミー・ウォーカー(現在2位)も予選落ち。TPCボストンで首位返り咲きを狙う。

「ザ・バークレイズ」でほかに予選落ちした選手の中には、ジェフ・オギルビールイ・ウーストハイゼン、そしてパインハーストNo.2コースで開催された今シーズンの「全米オープン」で優勝したマーティン・カイマーというメジャー優勝経験者がいる。

大会前の時点でランキング123位だったウーストハイゼンは、ポイントを加算できなかったため、プレーオフシリーズからの敗退が決定した。

14位で大会を迎えたカイマーはTPCボストンでプレーする権利を手中に収めている。一方、90位から101位にまで順位を落としたオギルビーは、リッジウッドでの最終日の結果を待つ必要がある。

先週の「ウィンダム選手権」で優勝したカミロ・ビジェガスも予選を通過できなかったが、グリーンズボロでの勝利でランキングを37位に浮上させたため、「ドイツバンク選手権」出場を確定させている。

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