2014年 ザ・バークレイズ

4年ぶりの優勝を狙うフューリック

2014/08/23 10:48

By Brian Wacker, PGATOUR.COM

2日目を終え、通算7アンダーの3位タイにつけているフューリック(Ross Kinnaird/Getty Images)

ジム・フューリックは、かつてウェブドットコムツアーで13週連続プレーしたことを覚えている。

44歳になったいま、フェデックスカップのプレーオフを迎え、PGAツアーで8、9週間続けての試合になることを見据えている。いずれにせよ、フューリックがいいプレーをしているのは確かだ。

フューリックは、リッジウッドCCでの「ザ・バークレイズ」2日目を「69」で回り、通算7アンダーで決勝ラウンドに進んだ。この日の中盤では一時首位に立っていたこともあり、4年ぶりの勝利を狙っている。

「経験や自分のペースでやることが物を言う、って場合もある」と、フューリック。

それは結果にも表れている。直近4試合では、最低の成績でも15位タイ。それ以外の3試合では2位、4位、そして5位といずれも好成績だ。

フェデックスカップのポイントランキングでは5位につける。すでにイーストレイクGCでのシーズンファイナル「ツアー選手権byコカ・コーラ」への出場は確定している。彼はその後2、3カ月のほとんどを休養に充てるのだが、まずは2010年に続き2度目のフェデックスカッププレーオフのタイトル獲得を狙うだろう。それが何よりもフューリックのモチベーションを高めてきた。

「僕はただ、トンネルの終わりにある光を見続けるだけ。オフはすぐそこまで来ているし、これまでよくプレーしてきたんだ。これからもこの調子でいきたいね。それから数カ月は朝食を作ったり、子供たちを学校に送っていったりするよ」

「オフが楽しみだ。そのおかげで最近の4試合もいいプレーをしやすかった。いまは1年でもエキサイティングな時期だし、秋にはオフの時間がたっぷりあるのも分かってるからね」。

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