マキロイ、フェデックスカップランキング1位でプレーオフへ
By Mike McAllister, PGATOUR.COM
30週連続で首位の座を守っていたジミー・ウォーカーに代わり、フェデックスカップのポイントランキングに新リーダーが現れた。
「全米プロゴルフ選手権」で優勝したロリー・マキロイが600ポイントを獲得し、2013-14シーズンの8週目からランキング1位だったウォーカーを抜いて首位に立った。ウォーカーは「ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ」後の1週間はウェブ・シンプソンにトップの座を明け渡したものの、同シーズンの最初の6週間も1位だった。
PGAツアーの直近3試合で立て続けに優勝したことで、マキロイの累計ポイントは2,582ポイントに。対するウォーカーは2,493ポイントだ。ウォーカーはバルバラでの今大会を7位タイで終え、86ポイントを獲得した。
先月「全英オープン」で優勝する前のマキロイは、フェデックスカップのポイントランキングで42位だった。しかし「全英」制覇後は11位に急上昇し、さらに次の試合「WGCブリヂストンインビテーショナル」で優勝して3位に浮上。「全英」「WGC」、そして今回の「全米プロゴルフ選手権」の3勝で、1,750ポイントが加算された。
ちなみに今季のPGAツアーで3勝しているのは、現時点でマキロイとウォーカーの2人だけだ。
PGAツアーの今シーズン終了まであと1週間という中、マキロイはランキング首位としてフェデックスカップのプレーオフに臨む予定。マキロイもウォーカーも来週の「ウィンダム選手権」には出場せず、また現在ポイントランキング3位で、マキロイから首位を奪還できる可能性もあるバッバ・ワトソンも参戦しない。プレーオフは2週間後の「ザ・バークレイズ」から始まる。
1年前のマキロイはランキング49位でプレーオフに参戦したが、最終戦である「ツアー選手権byコカ・コーラ」には進めなかった。
2012年は3位でプレーオフに挑み、「ドイツバンク選手権」と「BMW選手権」で優勝。続く「ザ・ツアー選手権」には1位で臨んだが、イーストレイクGCでの同大会を制したのは、ポイントランキング5位のブラント・スネデカーだった。
今回の「全米プロゴルフ選手権」で優勝し、フェデックスカップのランキング1位に返り咲いたマキロイ。首位の座についたのは、2012年に「BMW選手権」で優勝して以来のことだ。