米国男子ツアー

B.クレインが初日からのリードを守り優勝

2014/06/09 11:46

By Sean Martin, PGATOUR.COM

ベン・クレインは「フェデックス セントジュードクラシック」最終日に「73」とスコアを落としたが、それでも優勝するには十分な数字を残し、トロイ・メリットに1打差で勝利した。クレインにとってはPGAツアー5勝目で、2011年の「マックグラッドリークラシック」以来となる勝利。

前日の悪天候の影響により、クレインは最終日に30ホールを消化。スタートとなった7番ホールでチップインバーディを決めると、残りの29ホールでバーディはなく、4ボギーを記録。初日から「63」、「65」、「69」、「73」のトータル「270」の通算10アンダーとし、最終日まで首位を明け渡さなかった。

2日目を終えて2位と4打差としたクレインは、3日目のラウンドをすべて消化した時点でメリットと3打差で最終日のラウンドをスタートさせた。メリットは最終日に「71」の1オーバーとし、通算9アンダーでホールアウトした。

今週の大会が始まった時点でフェデックスカップランキング150位としたクレインは、今シーズン出場した16大会でトップ25に入ったのは1度のみ(「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」)。クレインはスイング改造に苦しみながらも、腰痛が改善されたと語った。