タイガー・ウッズ、米ヒューストンのプライベートコースを設計へ
2014/05/02 13:37
タイガー・ウッズが米テキサス州ヒューストン郊外にある18ホールのプライベートコース、ブルージャック・ナショナルの設計を手掛ける。ウッズとビーコン・ランド・ディベロプメント社が4月30日に発表した。
これはウッズがアメリカで手掛ける最初のコースとなる。以前取り沙汰されていたノースカロライナ州でのプロジェクトがお蔵入りとなったためだ。
かつてブラックトゥリー・ナショナル・ゴルフクラブの名で知られていたブルージャック・ナショナル(775エーカー、約3平方キロメートル)の建設は今年の夏に始まり、2015年秋までに完成する予定。ウッズは声明の中で「僕はマイケル・アボットをはじめ、ビーコン社の人々をよく知っている」とコメント。「彼らの能力や優れたものへのコミットメントには多大な敬意を払っている。ブルージャック・ナショナルの一員になることも誇りに思っているよ」と続けた。
「ブルージャック・ナショナルは自分が見た中で、ゴルフに最も適した自然環境を備えた場所の1つ。美しい松や針葉樹などが育っていく中で、このコースはジョージアやカロライナにある松の自生地域を思い起こさせる。ゴルフコースをここに造る機会はヒューストンエリアでもほかに類がなく、我々の目標は全米でも最高のコースの仲間入りをすることだ」。
ウッズはメキシコにある“エル・カルドナル”というコースの設計も手掛けており、こちらは完成間近。ヒューストンの新コースもまた、ショートコースを配す予定だ。
彼はさらに、「芝はフェアウェイでの長さで統一され、木の下の草や低木は取り払われる。林床は枯れた松葉で覆われ、予想外のショットを探したりプレーしやすくなるだろう」としている。