2014年 ファーマーズインシュランスオープン

PGAツアー、歴代チャリティ募金総額20億ドル突破

2014/01/23 12:14
1930年代後半からスタートしたPGAツアーのチャリティは年々額が増えている(PGATOUR.COM)

現地時間22日、PGAツアーは歴代のチャリティ活動に寄せられた募金総額が20億ドル(およそ2,100億円)を突破したことを発表した。

PGAツアーや100以上のトーナメント会場は、毎年様々な活動を行っているが、2005年10月に通算募金額が10億ドルを突破した発表から、わずか8年あまりで総額20億ドルを突破した。始まりはそのまた67年前、1938年に「パームビーチ・インビテーショナル」で寄せられた1万ドルの寄付だったのだが。

「この素晴らしい区切りを迎えることができたのは、日々のトーナメント運営のおかげです。我々は毎年大小3,000もの様々なチャリティ組織と協力しながら、地域の貢献に尽くすことができました。この場を借りて感謝いたします」と、PGAツアーのコミッショナー、ティム・フィンチェム。「同時に、これは通過点のひとつに過ぎません。我々はこれからも努力を続けると共に、PGAツアーとして2014年シーズンも、その先も、更なるインパクトを残し続けていく次第です」

チャリティ活動に寄せられる募金は毎年増加傾向にあり、2013年は1億3,300万ドルもの寄付が集まった。10年前のシーズンは、8,280万ドル(87億円)だった。「HPバイロンネルソン選手権」と「AT&Tぺブロビーチ プロアマ」に至っては、単独で1億ドルを集めるまでに成長している。

他のプロスポーツ団体とは異なり、PGAツアーのトーナメント運営は、年間10万人ものボランティアの協力で成り立っている。それぞれのトーナメントは、集まった正味の募金100%を全額寄贈するために、各地のNPO団体(非営利組織)と協業しているのだ。各地の受益者には、病院、青少年の健全育成プログラム、ゴルフ競技の発展、さらに食料難民に対するフードバンクなどが含まれている。

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