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2013年の思い出:「ダフナリング」が大流行

ある一人の男が、教室の床に座り込んだ。そして、世界的な旋風が巻き起こった。

メジャー大会覇者でもあり、米国ツアーで計1500万ドル以上の賞金を稼いだジェイソン・ダフナーはこの写真により、一部の人々の間で一躍有名になった。

知らない人のために説明すると、3月の末にダフナーはダラスの学校にチャリティーのイベントで訪問した。そこで、彼が壁際にもたれて座っている姿がカメラに収められた。足は延びきって手はお尻の下敷きになっており、とてもリラックスした表情を浮かべていた。彼のために言っておくと、先生はそこで集中すること、そしてリラックスすることについて指導しており、生徒たちはいくぶん落ち着かない様子だった。しかし、このふたつにかけて類稀な能力を持つダフナーは、きっと「A+」の成績をもらったことだろう。

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キーガン・ブラッドリーがその写真をツイッターに投稿し、そして「ダフナリング」なる言葉が生まれた。バッバ・ワトソンロリー・マキロイなど米国ツアーのプロ選手たちは、自分たちが「ダフナリング」している写真を投稿した。ダフナーの母校であるオーバーン大学の男子バスケットボールチームも、真ん中でダフナー本人が「ワナメーカー・トロフィー」を抱える中、皆で「ダフナリング」した。いつも正装しているゴルフ界の幹部たち、そしてゴルフファン、選手の妻、ペット、更に赤ちゃんまたちまで後に続いた。

一般的にこうしたブームは一時的なものだが、これに関してはロングヒットとなった。「ダフナリング」が生まれてから実に半年後、ブラッドリーは「ザ・ツアーチャンピオンシップ by コカ・コーラ」でフェアウェイからホールアウトした直後に、このポーズを披露した。選手たちはシーズンを通して「ダフナリング」をやり続けた。

このブームはいつまで続くのだろうか?そろそろ時代遅れになってきているのだろうか?それは何とも言えない。しかし、この忘れがたい現象が我々を何ヶ月も楽しませてくれていることは確かだ。伝統あるプロゴルフの世界が、少し気を抜いてリラックスする姿は新鮮だ。そしてその元祖となるのはダフナーしかいないだろう。

情報提供:PGA TOUR

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