「62」のカイマー、コースレコードを更新
2013/11/03 10:47
By PGATOUR.COM staff
マーティン・カイマーにとって、「WGC HSBCチャンピオンズ」最初の2日間を終えて首位から12打差、38位タイは理想的なスタートではなかったが、3日目に大きく挽回した。
シェーシャンGCで前回開催された2011年大会で優勝しているカイマーはこの日、10のバーディを奪いコースレコードである10アンダーを叩き出した。初日を「70」、2日目を「74」でラウンドした後、一気にトップ10入りした。
2010年の「全米プロ」チャンピオンであるカイマーが、この日の躍進により大会2勝目を狙える位置につけるかどうかは、カイマーがラウンドを終了した時点でなおリーダーボードの上にいたダスティン・ジョンソンとイアン・ポールターの二人にかかっていた。
優勝した2011年大会の最終ラウンドで9アンダー「63」をマークしたカイマーは、これまでのコースレコード保持者6人のうちの1人だった。
カイマーは、この日10番ホールからスタート。パーで終えた13番の前後で2度の3連続バーディをマークし、前半を6アンダー「30」で折り返した。その後2番でこの日7つ目のバーディを奪うと、更に4番から6番で再び3連続バーディを奪い、最後は3連続パーでフィニッシュした。
今大会最初の36ホールで、カイマーは12のバーディを奪った一方で8つのボギー、そして2つのダブルボギーを叩きスコアを落とした。しかし、土曜日のバーディ量産で帳消しにし、今大会の流れをガラリと変えた。