2019年 マスターズ

「マスターズ」優勝のウッズに自由勲章 トランプ大統領が明言

2019/04/16 07:05
大統領自由勲章を手にすることになったウッズ(2019年マスターズ最終日、Kevin C. Cox/Getty Images)

14年ぶりとなる「マスターズ」制覇(大会5勝目)で、メジャー通算15勝目を飾ったタイガー・ウッズに対し、ドナルド・トランプ米大統領は「大統領自由勲章」(Presidential Medal of Freedom)を贈ることを決めた。15日(月)、自身のSNSで明らかにした。

大統領自由勲章は議会名誉黄金勲章(Congressional Gold Medal)と並んで、米国の文民に対する最高位の勲章。「国益および安全、世界平和の推進、文化活動、その他の公的・個人的活動への、優れた賞賛に値する努力や貢献を行った個人」をたたえるもの。これまで多くの政治家をはじめ、ウォルト・ディズニーやマザー・テレサといった偉大な文化人や活動家が受章してきた。

昨年11月にはトランプ大統領は野球界の英雄、ベーブ・ルースらに同章を授与。ウッズの優勝から一夜明けたこの日、「タイガーにきのうの素晴らしいマスターズ優勝をお祝いし、スポーツ(ゴルフ)界のみならず、もっと重要な人生における成功と復活をたたえ、自由勲章を授与することを伝えた」とツイッターで発信した。

ウッズが受章すると、ゴルフ界では2004年のアーノルド・パーマー、05年ジャック・ニクラス、14年の有色人種として初めてPGAでプレーしたチャーリー・シフォード以来となる4人目となる。

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