ウッズの「マスターズ」5勝目 記録アラカルト
◇メジャー第1戦◇マスターズ 最終日(14日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)
タイガー・ウッズが2019年の「マスターズ」で14年ぶりとなる大会通算5勝目を飾った。43歳3カ月15日での優勝は、1986年に46歳2カ月23日で優勝したジャック・ニクラスに次ぐ年長記録となった。
当時10歳だったウッズは「86年大会は僕にとって特別な意味がある。マスターズの最初の思い出だ」と回想した。「15番(パー5)、4アイアンでグリーンを(2打目で)狙ったんだ。そんな選手は当時誰もいなかった。あの記憶が僕の中に今もある」
同大会でニクラスは1980年「全米プロ」以来となる6年ぶりのメジャー優勝。ウッズは今回、2008年「全米オープン」以来となる11年ぶりのメジャータイトルを勝ち取った。
〈ウッズの2019年マスターズ優勝に関する記録〉
◇マスターズ5勝/歴代2位 ジャック・ニクラスの通算6勝まであと1勝
◇メジャー通算15勝/歴代2位 ジャック・ニクラスの通算18勝まであと3勝
◇米ツアー通算81勝/歴代2位 サム・スニードの通算82勝まであと1勝
◇43歳3カ月15日/歴代2番目の年長記録 ジャック・ニクラスが1986年に46歳2カ月23日で優勝
◇40代でのマスターズ優勝は史上7人目/ジャック・ニクラス(46歳)、タイガー・ウッズ、ベン・クレンショー(43歳)、ゲーリー・プレーヤー(42歳)、サム・スニード、マーク・オメーラ(41歳)、ベン・ホーガン(40歳)
◇14年ぶりのマスターズ制覇/ゲーリー・プレーヤーが1961大会優勝後、74年大会を制覇。13年間のブランクがあった。
◇11年ぶりのメジャー制覇/ベン・クレンショーが84年「マスターズ」優勝後、95年同大会を制覇。11年間のブランクがあった。
◇同一大会5勝以上/「アーノルド・パーマー招待」、「WGCフェデックスセントジュード招待」、「WGCメキシコ選手権」、「ファーマーズインシュランスオープン」、「ザ・メモリアルトーナメント」に続く7大会目。