チェイカが新規則で失格 規定サイズを超えたグリーンマップを使用
2019/03/03 08:43
◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック◇PGAナショナル (フロリダ州)◇7125yd(パー70)
アレックス・チェイカ(ドイツ)が大会初日、規定よりも大きな「グリーンを読む用具(グリーンマップ)」を使用したとし、失格になった。PGAツアーによると、今年1月1日に施行された新規則での初の失格者となった。
米ゴルフダイジェストによると、チェイカは後半14番終了後に失格処分が下された。同組のキャメロン・トリンガーリが競技委員に報告し、発覚した形だという。同報道によると、ツアーのルールオフィシャルは「彼は古いモノ(グリーンマップ)を使用している可能性があるとして、委員会の注意を引いた」と説明した。
グリーンの傾斜方向などを細かく記載したグリーンマップは、選手のパット能力を鈍らせるとゴルフ規則を統括するR&AとUSGAが17年5月に規制の可能性を発表。
今年1月に施行されたゴルフ新規則4.3a(認められる、禁止される用具の使用)の解釈として、グリーンマップの大きさは4.25インチ(約11センチ)×7インチ(約18センチ)以下、また縮尺は5ヤードが0.9525センチ以上(480分の1)あってはならないとされている。