2019年 WGCメキシコ選手権

ボールはバンカー、目の前には木…ウッズが魅せたミラクルショット

2019/02/23 17:48

◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 2日目(22日)◇チャプルテペクGC (メキシコ)◇7345yd(パー71)

25位で出たタイガー・ウッズは6バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算5アンダーの8位に浮上した。最終9番のフェアウェイバンカーからのミラクルショットで、観客を興奮させた。

残り135ydの右フェアウェイバンカーからの第2打は、グリーンを狙うには目の前の木がスタイミーになった。9Iを手に「クラブを開いて、スライスをかける」。左斜めを向いて打ったショットはイメージ通り木の左をすり抜け、スライス軌道でグリーン左サイドに着弾。真横にスピンがかかって転がり、ピン3.5mまで寄った。

ウッズは8位に急浮上。最終ホールでは観客を沸かせた

バーディパットは沈められず「結局最後決められなかったのはすごく残念だ」。ただ、パットのスコア貢献度はこの日「+3.648」で、「パットは悪くない」とした。標高2300mの普段以上に飛距離の出るコースにも「きのうよりも今日の方が難しくないと感じている」と手応えが増した様子だ。(メキシコ・メキシコシティ/林洋平)

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