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標高と風が惑わすメキシコの飛距離 松山英樹は1Wでキャリー330yd

◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 事前(19日)◇チャプルテペクGC (メキシコ)◇7345yd(パー71)

コースは標高2300mを超える場所にある。気圧が低く、ショットは普段以上によく飛ぶ。2年ぶり2度目のメキシコでの世界選手権(WGC)シリーズ出場となる松山英樹は、飛距離の適応、自身の状態向上を目指し、調整に励む。

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練習ラウンド前、練習場にトラックマンを持ち込んで、1時間ほどを費やして早藤将太キャディと数値を確認した。今季平均飛距離309yd(全体8位)の松山は、1Wでキャリーが330ydに達していた。「本当によく飛ぶなって感じです。キャメロン・チャンプと(キャリーが)一緒や、って思いましたよ」と同1位を引き合いに出し、笑わせた。

例年、同コースでの飛距離上昇は“15%”が目安とされる。ただ、アップダウンのある林間コースに風が吹くと、その難度はさらに増す。松山は「標高だけだったらまだ対応できると思う」とした上で、「風が吹くと球が上がらなかったり、打ち下ろしで逆に飛びすぎたり、そういう(風などの)計算も必要になる。それに惑わされないショットが必要だし、流れをつなげるパットも必要」と警戒した。この日は、各番手の飛距離をメモする早藤キャディとともにアウト9ホールをチェックした。

前週の疲れは、当然残っている。「ジェネシスオープン」は順延続きで連日未明に起床した。内容に不満を残しながら9位に滑り込み、18日(月)に移動した。「2日間では良くはならない」と自身の状態には、依然厳しい評価を下す。「きょうの練習でアイアンショットが少しだけ当たるようになったのが救い。パット、ショットのミスを半分に出来れば優勝争いに加わっていける。そこをやりたい」。わずかに得た兆しを持ち、あす最終調整に入る。(メキシコ・メキシコシティ/林洋平)

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