2019年 ジェネシスオープン

おつかれウッズ 29ホールラウンドの最終日に後退

2019/02/18 11:50
疲労感はぬぐえず…ウッズは最終ラウンドに後退した

◇米国男子◇ジェネシスオープン 最終日(17日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

連日の順延により、最終日に第3ラウンドの未消化分から計29ホールを回ったタイガー・ウッズは通算6アンダーの15位タイでフィニッシュした。自身の基金が運営するホスト大会では、最後の表彰式にも登場。今季2試合目の出場試合を「本当に疲れた。すごく長い一週間だった」と振り返った。

前日3日目の夕方に開始した第3ラウンドは、出だし4ホールで5つスコアを伸ばすロケットスタート。ウッズはこの日の早朝の再開後、後半1番(パー5)で残り186ydの第2打をピンそば2mにつけてイーグルを決めた。1ラウンドで2イーグルをマークしたのは2012年「ザ・ホンダクラシック」以来8年ぶり。そのまま勢いに乗るかと期待されたが「65」にとどまり、直後の最終ラウンドは3バーディ、4ボギーの「72」とスコアを落とした。

20位だった3週前の「ファーマーズインシュランスオープン」以来の出場で、「ドライバーショットは良くなったし、アイアンも少し改善された」という。苦しんだのはパッティングのライン読み。「正直言って、グリーン上でのプレーが最悪の週だった。6回も3パットをしたんだ。こんなの記憶にないよ。3パットがなければ(通算)12アンダーだからね。もっと決められたら、混戦の中にいられたのに」と嘆いた。

次週は「WGCメキシコ選手権」に出場する。43歳は「あしたはバッグからクラブを出さないよ。しっかりケアをして木曜日に備えたい」と、まずはリカバリーを最優先にする。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/桂川洋一)

ウッズは今季出場2戦目を15位で終えた

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