任成宰と李京勲が米下部ツアーを卒業 PGAにルーキー参戦
2018/10/03 15:24
米国PGAツアーはわずか1週間のオフを挟み、4日(木)から始まる「セーフウェイオープン」で2018-19年シーズンの開幕を迎える。その新シーズンに、日本でプレーしていた2人の韓国人選手がルーキーとして加わることになった。昨季の下部ウェブドットコムツアーでアジア勢初の賞金王に輝いたイム・ソンジェ(任成宰)と、賞金ランキング5位で終えたイ・キョンフン(李京勲)だ。
20歳のイムは2016年から2シーズンを日本でプレー。17年は初優勝こそ叶わなかったが賞金ランキングを12位とし、日本ゴルフトーナメント振興協会が選考する「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
予選会の突破により昨季からフル参戦した米下部ツアーでは、デビュー戦となった1月の開幕戦でいきなり初優勝。8月には2勝目を重ねるなど、最後までペースを緩めることなく賞金レースを独走した。下部ツアー賞金王の資格により、来年3月開催の準メジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」の出場権も獲得した。
一方のイは松山英樹、石川遼と同級生にあたる27歳。2012年から日本を主戦場とし、ツアー通算2勝を挙げている。米下部ツアーには16年から挑戦を続け、昨季は優勝はなかったものの2度の3位フィニッシュを記録。海を渡ってから3年目で念願の“卒業”を果たした。