小平智はプレーオフ初戦で予選落ち 前向きに第2戦へ
2018/08/25 09:41
◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 2日目(24日)◇リッジウッドCC(ニュージャージー州)◇7,385ヤード(パー71)
96位から出た小平智は1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「76」と崩し、通算7オーバーの117位で予選落ちに終わった。「ショットは良かったけど、小技があまり良くなかった」と初日と逆になるかみ合わせの悪さもあり、初めて臨むプレーオフ初戦でポイントを上乗せできなかった。
フェデックスランクは77位から90位近くまで後退する見通しだが、次週の第2戦「デルテクノロジーズ選手権」(マサチューセッツ州・TPCボストン)に進める同100位以内は確保できそうだ。4日間プレーできなかったものの、前週から課題としてきたショットに手応えを感じられたのは大きな前進。「そのまま小技とかみ合えば期待が持てると思う」とポジティブにとらえた。
結果だけを見ると、前週のレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」から2試合連続の予選落ち。「全英オープン」(35位)、「全米プロ」(59位)とメジャー2試合連続で予選を通過し、状態の上向きを自負していたが、いまも「感触はいいんですよ。かみ合わないだけなんです」という。
成績を残すための糸口を見出せないでいるが、「何も変えるべきところがないので困っている感じ。調子は悪くないのに成績が出ないので」。4月「RBCヘリテージ」で米国ツアー初優勝を飾ってから4カ月あまり。残るポストシーズンで、再び上位を脅かすプレーへのきっかけをつかみたい。(ニュージャージー州パラマス/塚田達也)