2018年 ウィンダム選手権

プレーオフ出場争いの主役 ガルシアが4位に浮上

2018/08/18 14:06
4位タイで決勝ラウンドに進んだS.ガルシア(Streeter LeckaGetty/Getty Images)

◇米国男子◇ウィンダム選手権 2日目(17日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70)

次週からスタートするプレーオフシリーズ(フェデックスランキング125位まで)の出場圏外にいるセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、20位から出た2日目を「65」でプレー。後半15番(パー5)では215ydから6番アイアンでピン左4mに乗せてイーグルとし、通算9アンダーの4位タイに浮上して決勝ラウンドに進んだ。

今週を前にしたフェデックスランクは131位。現時点のリーダーボードのまま大会を終えたと仮定すると、118位に浮上して圏内に滑り込む計算になる。ガルシアはプレーオフ制が導入された2007年以降で初めて進出を逃す危機にあるが、昨年の「マスターズ」以来となる米国ツアータイトルも狙えるポジションに上がってきた。

今季はマスターズをはじめ、4大メジャーすべてで予選落ち。ただ、「ゴルフが少し良くなってきたと感じているところだ。この状態を続けていければいいね。これまでの数週間と比べて、この位置にいられることに興奮しているよ」と復調の気配を感じている。

とはいえ、久々のタイトルも、フェデックスランク125位を巡る争いへの意識も、いまは胸の中に押し込めている。「この2日間で良かったことを続けていくだけさ。どんなことが起きてもね」。無心で週末に臨む心構えだ。

同じく圏外にいたアーニー・エルス(南アフリカ)、スティーブ・ストリッカーハンター・メイハンらは予選落ちし、プレーオフ進出を逃した。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/塚田達也)

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