今平周吾は1打及ばず 宮里優作とともに予選落ち
2018/08/12 10:09
◇メジャー最終戦◇全米プロゴルフ選手権 3日目(10日)◇ベルリーブCC(ミズーリ州)◇7316yd(パー70)
午前7時の再開から、前日未消化分の第2ラウンドをプレーした今平周吾と宮里優作はそれぞれ通算1オーバー、13オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。
後半13番から6ホールを残していた今平は「3つ(バーディを)獲るのが目標だった」と3オーバーからの挽回を期して再開した。「パットが“ひとすじ”外れるのが多かった」と、結局この日の最初バーディは17番(パー5)。最終18番でフェアウェイバンカーから残り188ydをUTでスライスをかけてピンそば1mにつけ、バーディフィニッシュを決めたが、「69」として1打及ばなかった。
2016年の「全英オープン」、17年「全米オープン」に続く3回目のメジャー大会で初の予選通過はならなかった。「ちょっとずつ、のぼっているかなという感じはあります。今週に関しては1Wはぶれていたが、アイアンはしっかり打てていた。雰囲気にも慣れてきた」。課題は「飛距離よりは精度」と分析。2週後の「RIZAP KBCオーガスタ」(福岡・芥屋ゴルフ倶楽部)から日本ツアーを再開する。「とりあえず早く2勝目がしたい」と意気込んだ。
宮里は2日間を通じてショットが乱れた。ホールアウト後はすぐに、人もまばらなドライビングレンジへと向かい、汗を流しながらボールを打ち込んだ。今後は国内ツアーへの出場もにらみながら、欧州ツアーの来季出場権獲得を第一目標として海外転戦を続ける見込みとなっている。(ミズーリ州セントルイス/桂川洋一)